春先にお祝いを頂く機会がありました。
お返しのギフトを何にしようか決められずに悩んでいたのですが、先日とても良いものを見つけました。
それは「甘酒」です。
私がお返しギフトに「甘酒」を選んだきっかけはデパートでの試飲でした。
甘酒ブームに乗り遅れました
最近、甘酒が流行っていることは知っていました。
だから美味しそうな甘酒があれば買ってみようと気にしていました。
でも私が普段利用するスーパーにはそれらしい甘酒はありません。
流行りの甘酒はいったいどこに売っているのだろうと常にアンテナを張っていたのですが、なかなか巡り合えませんでした。
そんな折、お祝いのお返しギフトを選ぶためにデパートに赴くと、ある店舗で甘酒の試飲をしているではありませんか。
常に甘酒を気にかけていた私はその試飲コーナーに飛びついたのです。
久世福商店の甘酒
甘酒の試飲を実施していた店舗は【久世福商店】という「うまいもの」セレクトショップでした。
私はこの時初めて「久世福商店」を知ったのですが「日本全国のうまいものを集めたショップ」を標ぼうするだけあって、その店舗に並ぶ食材はどれも「こだわり」を感じられ美味しそうなものばかり。
でもちょっとお値段お高めです。
「久世福商店」の特徴は、取り扱っている商品を店舗内のキッチンカウンターで試食できるという販売スタイルにあるそうです。
私がこの店舗に足を止めたのもまさにこの「試食」を行っているキッチンカウンターの前でした。
「甘酒の試飲いかがですかぁー」
という店員さんの声に思いっきり食いついたのです。
豊富な種類を取り揃え
久世福商店内のキッチンカウンターには所狭しと甘酒が並んでいました。
瓶入りのもの、ペットボトル入りのもの、紙パックに入っているものなどその種類も豊富です。
これか!これが探し求めていた甘酒なのか!
前のめりになりながら店員さんに甘酒の試飲を申し出ます。
その日は3種類の甘酒が試飲できるということだったので、ちょっと図々しいとは思いましたが3種類とも頂きました。
小さな紙コップに丁寧に注がれた甘酒を飲んでみると。。。。
美味しい。
私が知っている甘酒とぜっんぜん違う。
世間で流行している甘酒の正体はこれだったのか!
「御代わりください!」
という言葉を必死の思いで抑え込み、店員さんの商品説明に耳を傾けます。
「こちらの甘酒はどれも砂糖を加えておりません。もちろん合成保存料などの添加物もなく、天然の素材のみで作られた甘酒です。」
なぬ!!!砂糖不使用となっ!
その甘さは砂糖を使ってないと言われて
「へぇー、そうなんですかぁ」
と簡単に納得できるような代物じゃございません。
下手な砂糖より立派な甘みを感じる仕上がりでございますよ。
甘酒には米糀(こめこうじ)を原料とするものと酒粕を原料とするものの2種類があって、砂糖を添加しないものは米糀(こめこうじ)が原料の甘酒なんだそうです。
甘酒の奥深さを実感
久世福商店では3種類の甘酒を試飲させてもらいましたが、それぞれ個性があって甘酒というカテゴリーで一括りにできないほど特徴に差がありました。
特に「玄米甘酒」はその個性が突出していて、これは甘酒の仲間では無いだろ!と突っ込みたくなります。
まず色が茶色。
そして粘度が高くてストレートで飲むには抵抗を感じるほどです。
店員さんも
「何かで薄めて飲んでもよろしいですね。」
と案内していました。
味の癖も強くてコッテリ感が前面に出た、甘酒というより味噌に近い味でした。
でも不味くはないですよ。
甘酒ギフト
さて、甘酒の試飲をたっぷりと楽しんだ後はいよいよギフトにする甘酒を選びます。
しかし、甘酒の種類が多すぎて選べません。
色々考えた末に出した結論は、
今回のギフトのコンセプトは「お米シリーズ」にしよう!
です。
解説しますとですね、甘酒はお米が原料ですね。
そこで甘酒をギフトの中心に据えながら、お米を原料にした商品を詰め合わせてギフトにしよう!ということなんです。
我ながら素晴らしいこじつけを思いつきました。
選んだ商品はこちら!
- 国菊 発芽玄米甘酒
- 信州伊那谷伝統酒蔵の甘酒
- 信州伊那谷 伝統酒造の白麹入り甘酒
- 国産有機純米酢 米の酢
- 醤油 糀ソース
- おせんべい
「国菊 発芽玄米甘酒」は入手が難しい商品らしいのですが、この店舗で販売されている甘酒の中では一番大きな瓶に入っていました。
つまり一番お得感があったのです。
それで選んじゃいました。
こういうところで生活感が出ちゃってほんと残念です。。。。
まとめ:甘酒は贈り物に選んでも見劣りしません
久世福商店の商品はお値段はお高めですがギフトとして恥ずかしくない見栄えと質感がありました。
自分用に買うには凄く勇気が要るお値段ですけど、ギフトですからお味はもちろん見栄えなども気にするわけです。
今回は甘酒3種類の他にお米を原料にした食品をギフトとして選びました。
甘酒というと庶民派ドリンクの代表選手という印象でしたが、今やギフトの役割を立派に果たせるほど洗練された存在になっています。
そのほとんどが造り酒屋によって製造されている甘酒は、味はもちろんのことパッケージのデザインや容器の美しさまで含めて、古き良き「MADE IN JAPAN」を感じられる仕上がりになっています。
久世福商店が掲げる「海外市場をめざす和食文化」とは何なのか?
その一端を垣間見ることが出来ました。
久世福商店が販売する甘酒はこちら。
【久世福商店】の選ぶ甘酒