子育て経験者が語る ランドセルを買う時に気を付けたことと卒業後の思い出

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最近はランドセルの売れる時期がどんどん早まって、夏休みの頃にピークを迎えるそうです。

なんでも、夏休みにおじいちゃん、おばあちゃんの家に遊びに来た時にランドセルを購入してもらうケースが多いということ。

とは言え、ランドセルも高価な買い物ですし、どんなものを買えばいいのかわからないですよね。

男の子と女の子ではランドセルの選び方も違ってきますし、世を騒がせている高価なランドセルとは無縁な筆者が自身の子育て経験をベースにランドセルを購入する際に気を付けたいことをお伝えします。

男の子と女の子ではランドセルを選ぶ基準が全く違う!

まずランドセルは男の子用と女の子用では、選ぶときに全く違う基準で商品を選ばないと失敗します。

男の子の場合、ランドセルは勉強道具を持ち運ぶための鞄というより遊び道具の一種と考えた方が良いです。

スポーツバッグよりもタフな扱いをされてしまうのが男の子のランドセルなのです。

放課後にランドセルを砂利だらけの校庭に放り投げて遊びまわるような、そんな使い方をされてしまいます。

だから高価なランドセルなんか、とてもじゃありませんが用意できません。

女の子のランドセルは短命。

女の子の場合は、4年生の後半にもなるとランドセルの使用頻度が急に減ってきます。

洒落っ気が出て来る年頃になると急にランドセル以外の鞄に気が向き始めるのです。

なので、女の子用のランドセルには耐久性さは求められません。

男の子は小学校を卒業するギリギリまでランドセルを使うので、選ぶ時の基準は丈夫であることです。

ランドセルを買う時に気を遣ったこと

多くの場合、小学校に入学するときは幼稚園や保育園の通園圏内の小学校に入学すると思います。

幼稚園・保育園のお友達がそのままスライドすると思いますが、私の場合は小学校に入学するために必要なランドセルなどの道具はママ友達に相談しながら決めました。

小学校入学当初というのは子供にとって環境が大きく変化するタイミングです。

この入学後、当分の間はあまり刺激を与えないように注意しながら、自然な流れで小学校生活に慣れて行けるように配慮すべき時期なのです。

だからあまりにも高価なランドセルや奇抜な色の目立つランドセルは避けて、オーソドックスで没個性的なランドセルを選ぶように留意しました。

ウチの子供の場合、小学校に入学して2週間ほどした頃に、集団登校の集合場所で保育園のお友達の何人かと集まってシクシクと泣いている時期がありました。

驚いたのは一人で泣いているのではなくてて、保育園の同級生が何人か集まって泣いていたのです。

このことを小学校の先生に相談したところ、1学期くらいはゆっくりと様子を見ながら少しずつ慣らしていきましょうというアドバイスを頂きました。

1ヵ月ではなくて1学期というスパンで考えればいいのだと言われたときに、随分と気が楽になったことを覚えています。

子供にとって、小学校に入学するというのはとても不安で大きな環境の変化なのです。

だからあまり目立つランドセルではなくて、ごく普通のランドセルにして、大勢の中でも目立たないような負担の軽減を考えてあげる工夫が必要なのです。

小学校卒業時にはランドセルに寄せ書きをする

小学校の卒業式の日、子供たちがお友達のランドセルにマジックペンで寄せ書きをしていました。

ウチの子供もたくさんのお友達からの寄せ書きをランドセルのカブセ(ふたの部分)や背中の部分に貰ってきました。

これはとても良い思い出になりますし、そのランドセルは小学校を卒業して何年も経った今も押入れに保管してあります。

ランドセルの最後はこんな使われ方もするのです。

だから、やっぱり革の部分があまりにも劣化してしまうような粗悪な作りのランドセルはお勧めできません。

ランドセルの収納力

最近の学校からの配布物(プリント類)はA4サイズの資料が増えています。

A4サイズだと、クリアファイルなどに収めることが多くなるのでランドセルの大きさもA4サイズのクリアファイルが収納できるかどうかという点は重要です。

ランドセルの実物を見る機会があれば、クリアファイルなどを持って、実際に入るかどうかを確認して購入した方が良いでしょう。

未来の体の成長よりも入学当初の体に合わせること!

ランドセルを購入するときは、子供の体が大きく成長しても使えるような、そんなデザインのランドセルを選ぶと思います。

でも、大切なのは小学校入学当初の体の小さいときです。

小さな体にあまにも不釣り合いな大きなランドセルはちょっと心配ですよね?

5年生、6年生ともなると、大人のような大きな体に成長してきます。

この頃の子供は、小学生とは言えとても丈夫で、ちょっとやそっとではビクともしないような元気な体に成長します。

だから、その元気で丈夫な小学生高学年のことよりも、小さくて華奢な新一年生の体のことを第一に考えてあげてください。

ランドセルを購入するときには、実際に体の小さな子供の背にランドセルを背負いこませて、無理のないサイズと重量のランドセルを選ぶことが大切なのです。

まとめ:ランドセルは新入学時期の激変する環境を一番に選ぶ

ランドセルの高級化が進んでいるようです。

でも毎日ランドセルを使う新一年生のことを最優先に考えると、あまりに冒険したデザインや高級品というのは再考の余地があるように思えます。

まずは新一年生が自然な流れで小学校の生活に慣れること。

そのためには、あまり目立つ立ち居振る舞いは避けた方が無難であること。

そう考えるとランドセルはオーソドックスなデザインが良さそうですね。

でも、小学校卒業後もランドセルは大切な思い出とともに押入れに残っていることを考えると、やっぱり頑丈であることは重要な条件になりそうです。

デザインよりも頑丈であることが、良いランドセルの条件なのではないでしょうか?

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