洗濯機サイズを選ぶ基準は家族の人数と家族構成と毎日の生活スタイル

スポンサーリンク
家電
この記事は約7分で読めます。

洗濯機を買い替える時に必ず決めなければならないこと。

それは「洗濯機サイズ」です。

洗濯機サイズはキログラムという単位で表現されますが、このキログラムというサイズ感がピンときません。

家電量販店に並べられた洗濯機の各サイズを見ても、どのくらいの洗濯物を洗えるのか分からないのです。

滅多に買い替えない洗濯機だから、サイズごとの特徴や洗濯の利便性がわからず困ってしまいます。

このエントリでは、実際に様々なサイズの洗濯機を使ってきた主婦の目線で、洗濯機サイズの選び方をお伝えします。

洗濯機サイズを選ぶ目安

洗濯機サイズは、kg(キログラム)という単位で表現されています。

洗濯機が大きくなるほど、大きな「キログラム」になるのですが、いざ洗濯機を選ぼうとしたときに、どの程度のキログラムを選ぶべきなのか、その基準が分かりません。

良く目にするのは「家族の人数」×「1.5キログラム」という目安です。

でも、実際に家族の衣類を毎日洗濯している主婦目線で掘り下げてみると、果たしてこの目安は当てになるのだろうか?という疑問を持ってしまいます。

「家族の人数」×「1.5キログラム」の公式で洗濯機の大きさを選ぶと、4人家族の洗濯機は6キログラム程度となりますが我が家の場合、この大きさの洗濯機では小さすぎるのです。

主婦だから分かる洗濯機サイズの正しい選び方

では、洗濯機サイズを選ぶ目安は、何を基準にすればいいのでしょうか?

実際に何種類ものサイズの洗濯機を使ってきた主婦が、洗濯機サイズを選ぶ際の判断基準にすべきポイントを下記のようにまとめました。

  • 家族の人数
  • 家族内の男女比(性別)
  • 家族の年齢構成
  • 家族の趣味
  • 冬物の衣服

洗濯機サイズの選び方 家族の人数

洗濯機サイズを選ぶ際のポイントに、家族の人数が影響することは間違いありません。

家族の人数が多ければ、大きなサイズの洗濯機が必要になることは容易に想像できます。

洗濯機のサイズ選びに必要な要素を「家族の人数だけ」とすれば、「家族の人数」×「1.5キログラム」という判断基準もあながち的外れな考え方ではないでしょう。

でも、「家族の人数」だけを洗濯機サイズ選びの基準にすると、本当に必要な洗濯機の容量を見誤ってしまうので、注意が必要です。

洗濯機サイズの選び方 家族内の男女比

洗濯機サイズを選ぶとき、家族の男女比は大切な要素です。

男性の場合、衣類が大きいので洗濯物の嵩がすごく増えます。

小さな子供でも男女の差があって、男の子と女の子では衣類の汚れ方が全然違いますし、洗濯の頻度も男の子の方が断然多くなります。

不思議なもので、女の子の場合は、ある程度成長すると洗濯物の量は安定して、洗濯する衣類の数は減ってくる傾向にあります。

ところが男の子の場合は、何歳になっても衣類の汚し方が変わらず、いつまでたっても子供のように洗濯物を出してきます。

男性の多いご家庭では、大き目サイズの洗濯機を選んでおくと安心出来ると思います。

洗濯機サイズの選び方 家族の年齢構成

家族の人数が多くても、まだ子供が小さい幼少期のうちは、洗濯機サイズは小さくても大丈夫です。

子供が小さい頃は衣類も小さく、洗濯機の容量を圧迫するほどの洗濯物は出ないからです。

また、お年寄りから出される洗濯物も少な目です。

主婦の経験からすると、家族の年齢構成が幼少期の子供を含む若い家族の場合は、小さいサイズの洗濯機でも心配ないと言えるでしょう。

ところが子供が成長して、小学校の高学年から高校生の頃は、洗濯物のサイズと量がピークを迎える時期になります。

学校での部活動も活発になる年頃ですし、屋外で活動する運動部に入部すると洗濯物の量が大増量されてしまうのです。

洗濯機サイズの選び方 家族の趣味

家族の趣味も洗濯物の量に影響します。

小学生の高学年になると、学童野球チームやジュニアサッカーチームなど、地域のスポーツ活動に参加する機会が増えます。

学童スポーツ活動の特徴は、保護者もコーチや引率者という立場で参加することが多いということ。

このケースでは、子供の練習着だけでなく、保護者のトレーニングウェアも洗濯物として出てきます。

そして、子供以上に衣類を汚してくるのは、コーチとして参加している父親だったりするのです。

ベランダの物干しに、子供サイズのかわいい練習着と大きなトレーニングウェアが並ぶ姿は微笑ましいのですが、洗濯物の量は確実に洗濯機を圧迫します。

また、武道系スポーツも洗濯機の容量を消費します。

空手着や柔道着の素材はゴワゴワで、衣類の数は少なくても洗濯槽の中での存在感が大きいのです。

運動だけでなく、趣味によってはもっと洗濯物が増えるケースもあるでしょう。

洗濯機のサイズを選ぶときには、家族の趣味や余暇の過ごし方も考慮に入れておきましょう。

洗濯機サイズの選び方 冬物の衣服は嵩が増す

洗濯機のサイズを決めるときには、「冬に着る服」を基準に選びましょう。

夏と冬では、衣類の質と量が全く違います。

夏の間は、Tシャツと短パンで過ごし、靴下を履かないケースも増えます。

汗をかいてシャツを着替えることがあっても、Tシャツの着替え程度で増える洗濯物はたかが知れています。

ところが、冬場はトレーナーやパーカーなど、衣類の容積が圧倒的に増えます。

ズボンも長ズボンになりますし、フリース生地の衣類など、冬特有の素材が多くなります。

加えて、冬場は洗濯物が乾きづらいという要因もあって、洗濯物が溜まりやすい背景があるのです。

洗濯機の大きさ選びの際には、冬という季節を念頭に入れておくことがとても重要なのです。

買い替えて分かった!洗濯機サイズ別の使用感

洗濯機サイズを決める時の判断材料は、「家族の人数」だけではありません。

自分の生活スタイルや家族構成などを総合的に考慮する必要があります。

とはいえ、実際に洗濯機の買い替えに直面すると、そう簡単には判断出来ないものです。

そこで、家族の成長とともに様々なサイズの洗濯機を買い替えてきた主婦の目線から、洗濯機サイズ別の使用感をまとめてみました。

4.5kgサイズの洗濯機

4.5kgサイズの洗濯機は、独身者から夫婦二人程度のサイズ感です。

但し、気を付けたいのは、毎日洗濯した場合という前提条件付きです。

独身者の場合、毎日洗濯をする人は少ないと思います。

週に一度、まとめて洗濯をする使い方だと、洗濯機の大きさに不満が出るかもしれません。

特に厚い生地の衣服が出やすい冬場の洗濯では洗濯機の容量不足が顕著になるでしょう。

私の経験では、子供が小学校入学前くらいまでは、4.5kgサイズの洗濯機でも頑張れました。

小学校高学年のお子さんがいるご家庭では、4.5kgサイズの洗濯機は小さすぎるでしょう。

7.0kgサイズの洗濯機

4人家族で、子供が中学生までなら、7.0kgサイズの洗濯機で頑張れます。

子供も中学生になると体が大きくなります。

特に男子の場合は、急激に体が大きくなるので、衣類のサイズもみるみる大きくなります。

子供次第というところなのですが、7.0kgサイズの洗濯機だと中学生から高校生の子供がいるご家庭で、1日に2回から3回の洗濯になります。

運動部に所属する中学生以上の子供がいるご家庭の場合、7.0kgサイズの洗濯機でギリギリかもしれません。

11.0kgサイズの洗濯機

11.0kgサイズの洗濯機になると、家電量販店に行っても種類が少なく、値段も高くなってきます。

ですが、このクラスの洗濯機サイズになると、大人ばかりの家族でも安心できる大きさです。

7.0kgサイズの洗濯機から11.0kgサイズの洗濯機にサイズアップすると、洗濯にかかる家事が激減する感覚になります。

家族が全員大人でも、4人家族程度であれば、11.0kgサイズの洗濯機で十分に対応出来るでしょう。

まとめ:洗濯機サイズは家族みんなの生活スタイルをイメージしながら決める

洗濯機サイズの目安として、家族の人数はしばしば見られる基準です。

しかし、洗濯機サイズを決める基準は、一面的ではなく、もっと多くの要素を勘案しなければなりません。

家電量販店に並ぶ様々な種類の洗濯機を目の当たりにすると、ちょっと混乱してしまって冷静に洗濯機サイズを見積れなくなってしまいます。

少し冷静になって普段の洗濯家事を思い出してみれば、子どもが部活で使う練習着のことや厚手のパーカー、大きなシーツなどが思い浮かぶはずです。

洗濯機のサイズは、それぞれの家庭が持つ個性に合わせて選ぶという視点がとても重要なのです。

タイトルとURLをコピーしました