不用品をネットオークションに出品したら56,520円になりました

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主婦の節約
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2016年の9月は天候が優れませんね。野菜のお値段が高くて困ります。

毎日のように雨が続いて休日も家で過ごすことが多かった今年の9月ですが、暇を持て余して思い切って家じゅうの不用品を処分しようと一念発起しました。

早いもので今の家に引越してきてもう5年が経とうとしていますが、納戸には未だに引っ越し業者の段ボールに入ったままの荷物があるのです。

今まで見ないことにしていましたがいよいよ納戸も物で溢れてきましたし、いつか片付けなければという精神的に落ち着かない状況にも追い詰められ遂に我が家の不用品大処分作戦を決行することにしました。

さて、一口に不用品と言っても様々な種類があってその種類によって処分の方法が異なります。

最近は自治体のごみ収集サービスも細かなルールがたくさんあって、ゴミ捨てにも気を遣います。

ゴミの材質によって細かく分別したり、収集日に合わせたゴミ出しは地味に骨が折れます。

1か月に1度しか収集してくれない燃えないゴミやプラスチックゴミは収集のタイミングを逃すと次の収集日までゴミ袋と寝食を共にする羽目になります。

やっと出したゴミの袋に「このゴミは収集できません」という通告書が貼られて差し戻されてしまった時の絶望ときたらもう卒倒してしまいそうです。

気を遣うだけならまだしも、モノによってはお金を払って引き取ってもらうゴミもあるので迂闊に捨ててはお財布にも優しくありません。

更に悩ましいのは捨てるには惜しい品物たち。

まだまだ使える物なのに我が家ではその使命を終えた物やほんの少し修繕すればまだまだ役に立つ物など、安易に捨ててしまうと夜な夜なモッタイナイお化けの出没が心配になる不用品の処分は本当に大変です。

勿体ない精神が沁み込んでいる私には「廃棄ぃ!!!」の決断は容易に出来ません。

不用品の処分とはこのように艱難辛苦の果てにようやく達成できる偉業なのです。

この様に想像を絶するハードルを乗り越えなければならないゴミ捨てですが、捨てるには惜しいがウチでは活躍の場を無くしてしまった品物たちをネットオークションで処分することにしました。

ネットオークションは以前から稀に利用していましたが出品するよりも購入(入札)のための利用が主でした。

久しぶりにネットオークションの管理画面にログインし、大きく変わってしまったその使用方法に呆然としながらも折れかけた心を奮い立たせて何とかこの1か月で20品以上の品物を出品し落札頂きました。

その落札合計金額、何と56,520円です!!!ビックリした。

自治体のゴミ収集に依頼するとお金を払って処分して貰うのに、ネットオークションに出品したら逆に収入になってしまいました。

出品物ごとの落札の傾向と出品の難易度

これまでのネットオークションへの出品経験から出品する商品によってその人気や落札価格の傾向などがおぼろげながら解ってきました。

また商品によって出品するための難易度が異なることも解りました。

パソコンは難易度高い!

最近はパソコンの廃棄がとても難しい。

基本的に自治体のゴミ収集では対応してくれません。

廃棄が難しいパソコンはネットオークションに出品して処分したい商品No1です。

しかしパソコンの出品は難易度が高いと感じました。

まず出品対象のパソコンの仕様や状態を精査しなければなりません。

仕様がわからないと商品の説明ページが記載出来ませんし、出品対象のパソコンが動作するかどうかも確認が必要です。

仕様の調査は思いがけず手間がかかります。

パソコンメーカーは今売出し中のパソコンに関する情報はふんだんにホームページに記載しますが古い機種になるとその情報を削除してしまう傾向にあるようで、古いパソコンの情報を集めるのは至難なのです。

動作確認も厄介な作業で、まずハードディスクの中身をクリアして我が家の恥ずかしい情報が漏えいしないように手筈を整えます。

それからパソコンを買ってきた時の状態にリカバリーするのですが、普通リカバリーなんて購入以来一度も経験しないことです。

難解な説明書とにらめっこしながら四苦八苦でリカバリーします。

リカバリーが完了してめでたくパソコンが動き出したときがまた要注意です。

古いパソコンが元気に動き出すと懐かしくてついつい遊びだしたりしちゃうからです。

遊びだすとあっという間に時間が過ぎてしまうので、ここは気持ちをしっかりと決して誘惑に負けない強い意志を貫いて欲しいです。

もう一つパソコンの出品で難しい点は「梱包」です。

パソコンは精密機器ですので配送中に箱が破損したり、箱の中でガタついたりすると壊れてしまうのです。

まずパソコンが入る大きさの丈夫な段ボールをスーパーなどで探してきてパソコンを収めて隙間を埋めるのですが、単純に新聞紙などを緩衝材とするだけでは心もとない。

なのでプチプチの緩衝材(気泡緩衝材というらしい)でパソコンを包み、段ボール箱の隙間をピッタリとふさぐ大きさの箱を工作します。

これが大仕事。。。

ちなみに段ボールはお菓子系はちょっと弱くて梨とか野菜系の段ボールが丈夫です。

パソコンを出品するときのコツ

パソコンをネットオークションに出品するときにはリカバリーCD-ROMや取扱説明書など、購入時に添付されていた部品を一緒に出品すると落札される可能性が高くなります。

しかも高値になる傾向も感じました。

面倒がらずに押入れの奥にしまい込んだ細かい部品をひっかき集めましょう。

またパソコンの特徴として、10年以上前に購入したビンテージ級のパソコンが意外に高値になることがあります。

例えば企業さんなどで古いシステムが現役で稼働している場合、最新のOSではその古いシステムが動かないというケースも類推できます。

我が家でも、もうびっくりするくらい古いOSを搭載したパソコンが落札されたりしました。

洋服、特に子供服はビギナー向け

洋服はネットオークションでは出品しやすい部類の商品です。

配送が楽ですし、パソコンと違って記載しなければならない情報が少ないからです。

洋服のなかでも子供服は良く売れます。

子供服はツギハギしてある野球の練習着でも売れるのです。

梱包もとても簡単で、配送時の破損も機械物に比べたら無いに等しい。

プチプチ梱包材も不要ですし、売れ残ったとしても保管場所を取らないのでとてもお気楽です。

驚愕の高値を付けることもあるおもちゃ

おもちゃを侮ってはいけません!

子供が散々遊んで、パーツを紛失してしまったようなおもちゃが購入時の10倍の値段で落札されたことがあります。

このおもちゃも長い間タンスの肥やしになっていた物なのですが、場所を取らない大きさということもあり、長きにわたり子供部屋の押し入れの片隅に鎮座しておりました。

パーツが揃っていないおもちゃだったので、落札されないだろうなぁと戯れで出品したところ、たくさんのアクセスがあり入札価格もあっという間に右肩上がり。

あまりにも高値になってしまって、入札している方々は何か勘違いしているんじゃないかしら?とちょっと怖くなりました。

ところが、高値を付けたおもちゃはそれだけでなく、同じシリーズのおもちゃも同じように落札されたのです。

思いがけず高額商品となったおもちゃは念入りに梱包してご送付いたしました。

高額な値で取引されたおもちゃのことはもちろん子供には内緒です。

ゴミのようなものでも売れるのがネットオークションの醍醐味

こんなものに入札する奇特な人はいないでしょ?というものでも売れたりするのでネットオークションはわからないものです。

私が出品して入札されたもので一番びっくりしたものは「壊れたドアノブ」です。

家のドアノブが壊れたので新しいドアノブに交換しました。

交換されたドアノブをネットオークションに出品したところ、なんと買い手が現れたのです。

もちろん壊れていますとハッキリ記載していましたがそれでも落札されました。

出品したドアノブは既に廃盤商品で一般には入手できないものだったので、落札された方はずっと探していたらしいです。

壊れたものは「ジャンク品」として壊れていること、訳ありで品であることをハッキリ提示しましょう。

ジャンク品とは言え意外に買い手がつきます。

今まで本当に買い手がつかずにウチで廃棄処分したものは、壊れて紙が出てこないプリンターと通話できない電話子機の2つだけでした。

いやーこれはさすがに売れませんよぉーと思うでしょ?

ところがこんな物でも興味をお持ちになる方がいるようで、少ないながらもアクセスがあるから驚きです。

値付けの難しさ

ネットオークションの最初の値付けは難しく、100円以下で取引が成立するとちょっとがっかりします。

いくらで落札されようが配送にかかる手間(梱包など)に大きな違いはありません。

例えば梱包に1時間もかかるようなものの落札価格が100円だと、これはもうモチベーション上がりません。

プチプチ梱包材も結構お高いので、下手したら赤字です。

だから100円以下の値付けは考え物です。

但し、それを廃棄するのに例えば5,000円かかるとかいう場合は別です。

廃棄にかかるコストと物を大切にするモッタイナイ精神と梱包の労力とやる気のバランスを鑑みながら慎重にお値段を決めましょう。

年末に向けそろそろ不用品の処分を考える時期です。

家の中から不用品が無くなると部屋も片付いた印象になり、思いがけず気分もすっきりするものです。

慌ただしい年の瀬の前、気候も良い秋口に断捨離をしてみてはいかがでしょうか。

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