最近コンビニやスーパーで会計をするときに「Tポイントカードをお持ちですか?」って聞かれる機会が増えました。
このTポイントカードですが仕組みやルールがわかりにくいので、私は利用していません。
でもよく考えるとお買い物の度に貯まるTポイントを捨てていることになるんですよね。
1ポイント1円換算で使えるTポイントをむざむざ放棄している勿体なさに気付いて、あらためてTポイントについて調べてみました。
Tポイントとは何?何が出来るの?
そもそもTポイントとは何なのでしょうか?
Tポイントとはポイントサービスのことで、株式会社Tポイント・ジャパンによって運営されています。
この株式会社Tポイント・ジャパンの株主にはカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が名を連ねていますが、このカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社はレンタルビデオのTSUTAYAを運営する会社です。TポイントカードのデザインがTSUTAYAの会員カードに類似しているのはTポイントサービスの運営母体が同じだからなんですね。
さて、買い物に付随するポイントサービスはたくさんありますが、Tポイントの特徴はTポイント会員になればTSUTAYAに限らず様々なショップで利用できる点にあります。
良くあるポイントサービスの形態は特定のショップでだけ使うことが出来るものですが、Tポイントは利用できるショップ数が多いところが大きな利点と言えます。
TポイントはTSUTAYA以外でも使える
随分と昔のことですが私はTSUTAYAでTカードを作ったことがあります。
そのカードはTポイントカードというよりも、TSUTAYAのレンタルビデオ会員カードとしての意味合いが強いものでした。
ポイントカードと言えば入会したお店とその系列店でしか使えないことが多いですよね?
私はTSUTAYAで作ったTポイントカードはTSUTAYAでしかTポイントが貯まらないと思い込んでいました。
ところが最近、TSUTAYA以外のお店でも「Tカードはお持ちですか?」と聞かれるので何故だろうと不思議に思っていました。
「Tポイントカード」という同名のポイントサービスを始めたのかしら?とも考えましたがどうやら違うみたいです。
TポイントはTSUTAYAが発祥ではありますが、今や提携店舗が増えてTSUTAYA以外にもコンビニやガソリンスタンドなどでも使えるようなのです。
Tポイントの提携店が増えたことでTポイント獲得のチャンスも増えますしTポイントの利用方法も多彩になるので利便性は見違えるほど向上したと言えます。
Tポイントカードの作り方
Tポイントを利用するにはTポイントカードを作らなければなりません。
TポイントカードはTポイントの提携店で発行されます。
それはTSUTAYAでも発行できますし、TSUTAYA以外でもTポイントの提携店であれば作ることが出来ます。
ではTポイント提携店はどこにあるのでしょうか?
Tポイントカードを発行するショップの一覧はTポイント・Tカード初めてガイド|Tサイト[Tポイント/Tカード]にあります。
Tポイント提携ショップの店舗に直接出向くか、提携店によってはインターネットの申し込みにも対応しているみたいです。
例えばウエルシア薬局でTカードに入会する場合を調べてみるとTサイト[Tポイント/Tカード] ウエルシア薬局では「店頭にてご入会ください」とアナウンスされています。
ウエルシア薬局でTカードを作るときには店頭で手続きをする必要があるみたいです。
この様にTポイントを使うために必要なTカードの作成はTSUTAYA以外のお店でも発行することが出来るのです。
Tポイントの使い方 カードを発行した店以外でも使えるの?
Tポイントを使えるところはどこにあるのでしょうか?
Tポイントカードを発行した店以外でもTポイントを獲得したり、既にあるTポイントを使用したり出来るのでしょうか?
私はここが一番わからなかった点なのですが、Tポイントカードを発行したショップ以外でもTポイントの提携店であればTポイントを使うことが出来ます。
一般的なポイントシステムでは、無関係なショップ同士が相互にポイントを共用する仕組みはあまり馴染みがありません。
でもTポイントの場合は、例えばTSUTAYAで発行したTポイントカードをファミリーマートで使ってTポイントを貯めることも出来ますし、ファミリーマートで貯めたTポイントをオートバックスで使用することも出来るのです。
従来のポイントシステムとはちょっと考え方が違うので混乱してしまいます。
この混乱に拍車をかけるのがTポイントカードのデザインにあると思うのですが、Tポイントカードのデザインはそのカードを発行したショップ特有のデザインになっています。
TSUTAYAでTポイントカードを発行すればTSUTAYAのデザインになるし、ファミリーマートでTポイントカードを発行すればファミリーマートのデザインになるのです。
だから一見するとそれぞれのTポイントカードは全くの別物のように感じられてしまうのですが、実はポイントを共用できる仕組みになっています。
TポイントはTポイントカードを発行したショップ以外でも、Tポイントの提携店であれば同じカードでポイントを得たり、ポイントを使ったりできるのです。
Tポイントの貯め方 どうやってポイントを貯めるのか?
Tポイントはどうやって貯めるのでしょうか?
Tポイントはよくある普通のポイントカードとほぼ同じ仕組みなので、特別なことはありません。
Tポイントの貯め方はTポイントカードの使える店でお会計するときにTポイントカードをレジ係りの人に提示するだけです。
Tポイントの使えるお店ならレジをするときに「Tカードをお持ちですか?」と尋ねられるのでTカードを提示し忘れるという心配はあまりしなくても良いでしょう。
Tポイントはどのくらい貯まるかというと、これはお店によってポイント還元率が異なっているので一概には言えません。
でも多くの場合は200円に付き1ポイントというパターンです。
よくポイントが付いていない!というお話を聞くのですが、200円に満たないとポイントは付きません。
例えば会計金額が198円だとポイントは付かないので0ポイントになります。
Tポイントの使えるお店と還元率はTポイント・Tカード初めてガイド|Tサイト[Tポイント/Tカード]を見れば掲載されていますので確認してみてください。
Tポイントの使い方 どこのお店でどうやって使うの?
Tポイントはどうやって使うのでしょうか?
Tポイントを使えるお店はTポイント提携店です。
Tポイントの使い方は各お店ごとに決まっているのですが、殆どの場合は会計時にTポイントカードを提示して「Tポイントを使います!」と言えば貯まっているTポイント分のお値引きを受けられます。
この時のレートは1ポイントを1円に換算してお値引きされます。
現金で還元されるというのはわかりやすいですし、お財布にもありがたいサービスですよね。
まとめ:Tポイントはいろんなお店で使える便利なサービス
TポイントはTポイントカードに加入したショップ以外でも利用できます。
だから利用機会が多くてTポイントも貯まりやすいですし、またTポイントの使い道も多彩です。
お買い物に付随するサービスのポイントサービスはポイントを発行した店舗でしか使えないケースが多いと思いますが、この仕組みだとポイントもなかなか貯まらないし、ポイントの利用も不便です。
ホームセンターやコンビニなど業種や営業形態の異なる多くのお店で利用できるTポイントなら、利用するチャンスも増えるので段違いに使い勝手が良いと思います。
ちょっと仕組みが複雑な印象ですが、Tポイントを利用していない場合は得られるはずのTポイントを捨てているのと同じですから勿体ないかもしれないですね。