冬の冷たい布団が寒くて眠れないときの防寒と温める方法

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健康
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冬になると布団に入ってもなかなか温かくならなくて、冷たい布団が寒くて眠れないことがあります。

私はマンションから戸建てに住み替えたのですが、戸建ての寒さは身に染みますね。

敷き布団を通して深々と伝わる床の冷たさに、ここはチョモランマなの?!と叫んでしまいそうです。

冷たい布団に困っていたある日、布団の下にキャンプなどでよく使う銀マットを敷いたところポカポカと温かくなって快眠を取り戻すことが出来ました。

真冬の冷たい布団に困っている方々に、私の経験がお役立てれば嬉しいです。

和室の畳に布団を敷くと下からの冷気で寒い

最近の家は作りが良くて断熱性能も高く、外気温に影響されることは少ないみたいです。

でも我が家は築30年も経った在来工法の家です。
床下は土(いわゆる布基礎というやつ)です。

この古い設計の家は寒いことこの上ありません。

特に床下を風が通り抜ける北風の強い日は極寒です。

ウチをリフォームしてくれた現場監督さんが教えてくれたのですが、畳の下にある杉の床板は換気を良くするために、わざと隙間が作られているんだそうです。

結露で畳がカビないようにする昔ながらの知恵なんだそうですが、床下からの隙間風で布団がキンキンに冷えてしまうのは本当に辛いのです。

床の冷気で布団が冷たくなるのは1階だけで起こる現象で、2階の部屋はそれほど寒くありません。

そんな快適な2階には子供とおばあちゃんがスヤスヤと眠っているのでした。

布団の下に敷いた銀マットの保温力は絶大だった!

布団を通して感じる床の冷たさに閉口していた真冬のある日、ふと旦那さまの遊び道具を眺めていると銀色に輝く敷物が目に留まりました。

それこそが銀マットだったのです。

銀マットとはキャンプなどで使われることの多い敷物で、柔らかい発泡ポリエチレンにアルミのシートを張り付けたマットです。

テントで宿泊する際には防寒対策の保温材として必須の道具らしいのですが、災害時にも役立つということで旦那さまが購入していたものです。

買ったきり一度も使われたことのない我が家の銀マットは、ほぼ新品のまま部屋の隅に佇んでいました。

この銀マットを布団の下に敷けば寒さが和らぐんじゃないかしら?と考えた私は早速その日の夜に試してみたのです。

すると布団を通して感じる寒さが驚くほど軽減されて、その夜は寒さに震えることなく久しぶりに朝までゆっくりと眠れました。

銀マットを布団の下に敷くと、予想以上に床からの冷気を遮断してくれました。

また温まった布団の熱を逃がさない効果もあって、布団が温まりやすく感じます。

この銀マットの遮熱・保温効果は冬の布団の寒さ対策にはピッタリでした。

銀マットを選ぶときは厚みと収納タイプの違いに注意

銀マットはどこに売っているかというと、最近はホームセンターなどで切り売りされています。

必要に応じて好みの大きさの銀マットを買えますし、価格も安価なので費用対効果の高さはバツグン。

銀マットを買う時に気を付けたいことは厚みです。

厚みがあるほど断熱効果も高くなりますが、同時にクッション性も良くなるので布団の下敷きとして使う時には厚手の銀マットほど心地良い寝心地になるでしょう。

また、銀マットには折り畳み出来るタイプのものとくるくると巻くロールタイプのものがあります。

折り畳みタイプの銀マットはちょっと本格的なアウトドア用品で、大きさもコンパクトなので布団の下敷きは不向きかもしれません。

布団の下敷きとして使う分にはロールタイプの銀マットの方が適正が高いと思います。

冬の冷たい布団を温める方法

銀マットを布団の下に敷くことで保温を確保することは出来ます。

でもこれだけでは布団に入った瞬間のあの寒さは解決しません。

真冬の冷たい布団に入ると、暫くブルブルと震えて眠れませんよね。

そんな私は布団を温めるために色々な方法を試してみました。

私が冬の布団を温めるために試みた数々の方法をご紹介します。

電気アンカで布団を温める

電気アンカはコンセントにプラグを差し込むだけで温かくなるとてもお手軽なヒーターです。

温度も弱・中・強と簡単に調節できる点はありがたいですね。

でも電源コードが布団の中で邪魔に感じることがありますし、布団の近くにコンセントが無いと使えないという制約もあります。

またうっかりするとコンセントを抜き忘れて、無駄な電気を使ってしまうのも残念。

長所・短所はありますが、結局我が家では電気アンカを使って布団を温めています。

湯たんぽで布団を温める

一時期、湯たんぽを愛用していました。

湯たんぽは電気アンカと違って電源を必要としません。だからコンセントが無くても大丈夫。

電気アンカは寝ているときに電気コードが足に絡みついたりして意外に邪魔なのですが、湯たんぽはコードも無くシンプルで布団の中で自由に動かせるのがお気に入りでした。

でもわざわざ湯たんぽのためにお湯を沸かすと結局コストが高くなってしまいます。

湯たんぽは小さいように見えて、かなり多くのお湯が必要なのです。

例えば対流型石油ストーブのようなヤカンをのせてお湯を沸かせるストーブを使っている場合は、ストーブをつけているついでにお湯が沸きます。

こんな場合はお湯を用意しやすいので、湯たんぽも使いやすいと思います。

布団乾燥機で布団を温める

私が知る限り、布団を温めるということに関して最強の方法が布団乾燥機です。

布団乾燥機は布団の中にいるダニをやっつけるほどの熱量で布団を温めます。

また電気アンカや湯たんぽと違って布団全体を満遍なく温めてくれるので、これはもう天国のような温かさです。

但し、準備や後片付けが大変な点が大きなマイナスポイント。

一般的な布団乾燥機は敷き布団と掛布団の間に大きなマットを広げて、そこに温風を送り込んで布団を乾燥させる方式です。

この温風を送り込むマットを準備するのが面倒くさいのです。

でも温かさは間違いなく一番です。

豆炭あんかで布団を温める

豆炭あんかとは、豆炭という固形燃料を使って暖を取る、レトロな暖房器具です。

電気を使わないので、電源コードが邪魔になることもありませんし、電気料金を気にする必要もありません。

また、豆炭の燃焼時間は24時間程続くので、湯たんぽのように朝方になって温度が下がることもなく、ずっと布団を暖めてくれます。

但し、豆炭の火おこしや豆炭燃焼後の灰の片付けなど、豆炭の取り扱いが面倒くさいです。

肝心の暖房能力は、電気あんかや湯たんぽより、ずっと高く、とても暖かい暖房器具です。

布団乾燥機のような一過性の暖めと違い、暖かさが朝まで継続する点もありがたい暖房器具です。

豆炭あんかについては、下記に詳しいレポートをまとめていますので、参考にしてください。

冷たくて眠れない冬の布団が豆炭あんかで朝まで暖かい
キンキンに冷え切った真冬のお布団は寒くて眠れません!豆炭あんかは極寒の夜でも冷え性主婦の手足をポカポカに温めてくれる昭和レトロな暖房器具なのです。

布団の中で寒い時は首筋を温めると効果的

冬の就寝はいくら布団を温かくしても首筋が露出しているとそこから熱が逃げて寒さを感じてしまいます。

こんな時は首にタオルを巻いたりすると随分と温かくなります。

でももっと体温を保つ方法はパーカーのフードを被って寝ることです。

これはウチの旦那さまがスキー場の宿で発見したという裏技。

パーカーのフードを被って布団に入るとびっくりするくらい温かくなりますよ。

ただ、女性の場合は髪の毛が長いとフードが使えません。

だからショートヘアの方限定の方法ですね。

まとめ:冬の布団が寒い時は防寒と温めの2つの対策が必要

冬の布団が冷たく寒くなってしまう時は、まず熱を逃がさないための防寒対策を施しましょう。

しっかりとした防寒対策をした後に、電気アンカや湯たんぽを使った加熱をしないと、いくら温めても熱が全て逃げてしまいます。

これでは効率が悪くてコストも高くなってしまいますね。

銀マットを布団の下に敷くだけでも随分と防寒対策になりました。

銀マットはとても安いので、ちょっとお試しするにはお手頃な方法だと思います。

寒くて眠れないと寝不足になって、冬の寒さが余計に応えます。

年齢を重ねるごとに冬の寒さに弱くなって、ちょっと切なく感じてしまいますが、少しでも快適な睡眠をとってこの冬も元気に乗り切りましょう!

乾燥マットの無い布団乾燥機 シャープ 布団乾燥機 UD-AF1-W

シャープの布団乾燥機なんですが、この製品、布団乾燥機によくある乾燥マットがありません。
どうやって布団を乾燥するかというと「きのこアタッチメント」と呼ばれるキノコの傘のような形の部品を布団の中に入れて、温風を送るそうです。
こんな仕組みで布団を隅々まで温められるのかしらと思いますが、キノコが胞子を遠くに飛ばす原理を応用しているのだとか。
布団の中にマットを広げなくていいなら手間も無いですし、毎晩布団を温めるには使い勝手も凄く良さそう。
シャープ 布団乾燥機 UD-AF1-Wスペシャルサイトに詳しい説明があります。

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