実家の親に贈るお年賀ギフトは結局お菓子かお酒がおすすめ

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マナー・冠婚葬祭・年中行事
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お正月は実家の親にお年始のご挨拶に伺うと思います。

お正月ですからお部屋に上がってお正月料理をご馳走になることになるでしょう。

遠隔地への帰省ではお泊りになることも珍しくありません。

そうなるといくら近しい間柄とはいえ、手ぶらでは失礼というものです。

きちんとお年賀を持参するのが正しいマナーです。

お正月のお年賀とは?お年玉との違いは?

お年賀とは新年の祝儀のことなのですが、もう少し掘り下げると普段お世話になっている目上の人に対するお正月の贈り物(ギフト)のことです。

なので、目下の人に対してはお年賀を贈るという言い方はしません。

目下の人へのお正月の贈り物は「お年玉」になります。

だから、自分や配偶者の親には「お年賀」を贈り、親戚の子供には「お年玉」をあげるという使い分けをするのです。

お年賀はいつまでに贈るのか

お年賀は新年の祝儀なので、お正月に差し上げるものです。

お正月とは松の内(1月1日から1月7日)のこと。

お年賀とは日ごろお世話になっている方へのお年始のご挨拶に持参するものですから、松の内を過ぎてのご挨拶は失礼になってしまいます。

大切な方への年始のご挨拶はどんなに遅くとも松の内には伺わないと欠礼というもの。

何かと慌ただしい新年ですが、しっかりとご挨拶を致しましょう。

実家の親へのお年賀の贈り方

自分や旦那さまの実家の親に新年のご挨拶に伺う時にもお年賀を持参します。

若い人が一人で帰省するような場合は手ぶらでも問題はないのでしょうが、家庭を持って子供を育てるような年齢になったら相手が自分の親であってもお年賀を持参しましょう。

お正月の実家には親戚も集まりますし、子供たちは祖父母からお年玉を頂いたりします。

お部屋に上がって家族一同がテーブルを囲んでお正月料理をご馳走にもなるでしょう。

お年賀も持参せずに一方的に御もてなしを受けるだけというのは、ちょっと恥ずかしいものです。

まだ若い夫婦で小さな赤ちゃんがいるような場合は、親御さんが気を遣って手ぶらで構わないと言ってくれることもあるでしょう。

そのような場合は、甘えさせて頂いても問題ありません。

私もウチの子供が小さくて授乳しているような頃に義父母の家に行ったとき、手ぶらでいいよと言われてとても助かりました。

でも子供が保育園に入園するほど大きくなったら、しっかりとお年賀を持参して、ちゃんと生活していますよという姿を見せてあげると実家の親も安心するのです。

実家へのお年賀であっても、年齢相応の対応が出来るように心がけておくことは意外に大切なことなんですね。

お年賀のギフトの相場はいくら?

お年賀を用意するときはあまり高価な品物は不要です。

特に玄関先で年始のご挨拶を済ませてしまうような場合は1,000円から2,000円程度のお品物を包むくらいでいいでしょう。

お正月の酒席に招かれたような場合は、その場で楽しめるお酒や食品などが喜ばれると思います。

この場合は、それなりのお年賀を用意することになるので、予算も高めになってしまいます。

でも新年のお祝いの集まりですので、豪華過ぎないけれどちょっと見栄えの良いお年賀を用意した方が無難です。

お年賀の渡し方。どうやって渡すのが正しいマナー?

お年賀はお歳暮と違って郵送しません。

お年賀はお年始のご挨拶に伺う際に持参するものですので、直接お渡しするものです。

お年賀を渡すときには、紙袋のまま渡さずに、紙袋から出してお渡しするのがマナー。

その際には、新年のご挨拶も添えるようにしましょう。

実家の親であっても新年のご挨拶はしっかりしなければなりません。

特に旦那さまのご両親には気を遣いますがこのご挨拶だけを失礼なく済ませてしまえば、あとはおめでたいお正月ですから何とでもなります。

ちなみに、紙袋は自分が持ち帰ります。

お年賀用の熨斗(のし)の種類と書き方

わざわざお年賀とは別に熨斗(のし)を用意することは稀だと思います。

私も自分で熨斗(のし)を用意したことはなくて、ほとんどお年賀を購入したお店にお任せしてしまいます。

地元の大きな和菓子店などで経験豊富な店員さんに相談すると熨斗(のし)についても良く知っていて、そつの無い包装を任せられると思います。

実家の両親や普段からよく会う親類へのお年賀は熨斗(のし)にまで神経質になる必要はないでしょう。

熨斗(のし)の文化は奥が深くて、付け焼刃の知識でうわべだけを取り繕っても如何にも生兵法な感じで、むしろ痛々しくなってしまいます。

また地域によって文化やしきたりが違っていることも多いので、細かいことを気にし過ぎないことです。

ここではウチのおばあちゃんが教えてくれた熨斗(のし)のマナーを簡単にまとめてみます。

お年賀の熨斗の水引の形と色は

水引とは贈り物の包み紙を結ぶ紐のことです。

お年賀の場合は赤白(紅白と赤白は違う扱いのようで一般的には赤白を使うのが正しいらしい)が基本で結び方は固結び(かたむすび)です。

実際には熨斗紙に印刷されているので、色や結び方まで選ぶことはないでしょう。

お年賀の熨斗の表書き

熨斗(のし)は水引の結び目を中心に上段と下段に分かれ、上段に書き入れる内容を「表書き」といいます。

表書きには贈り物の趣旨を記載しますので、お年賀の熨斗(のし)の表書きには「お年賀」あるいは「お年始」と記述することになります。

下段には贈り主の名前をフルネームで記入します。

お年賀の熨斗は内熨斗か外熨斗か

熨斗(のし)には内熨斗(うちのし)と外熨斗(そとのし)があります。

内熨斗(うちのし)とはお年賀の品物に直接熨斗紙(のしがみ)をかけて、その上からあらためて包装紙で包む方法です。

外熨斗(そとのし)とはお年賀の品物を包む包装紙の上に熨斗紙(のしがみ)をかける方法です。

お年賀の場合は内熨斗でも外熨斗でも厳密な使い分けはありません。だからどちらでも構いません。

一般的に、内熨斗は控えめなイメージで外熨斗はお年賀を積極的にアピールしたいときに使います。

自分の親にお年賀を贈るような場合は内熨斗で、仕事の取引先にお年賀を持参するような場合は外熨斗という使い分けになると思います。

お年賀のお品物に無難なギフト

お年賀はお正月のご挨拶の際に持参する贈り物です。

お正月という特別な時期でもあるので、お店がお休みしていることが多いと思います。

またご挨拶に伺う先も、多くの来客があるかもしれません。

そのような場合は他の方からもお年賀を頂いているケースがあるでしょう。

他の方からのお年賀と重なっても困らないように、日持ちのよい品物にすることが無難です。

更にお正月というおめでたい雰囲気にも配慮する必要があります。

そのような諸事情を鑑みるとお年賀の品物として相応しいギフトは自ずと和菓子や日本酒になることが多いですし、それが無難な選択なのです。

お年賀のギフトに相応しいお菓子

お年賀の定番ともいえるお菓子は日持ちもしますし、お菓子自体がギフトとしての特性が高いので無難な品物です。

和菓子店はお正月でも開店しているお店が多いのも助かります。

私は洋菓子ではなくて和菓子をお年賀に選ぶことが多いのですが、それはクリスマスやハロウィンなど年末のイベントでは洋菓子を頂く機会が多いので、お正月は気分を変えて和菓子にしたいという理由です。

洋菓子の登場回数が多かった年末に代わって、年明けは和菓子を静かに頂きたい気分になりますよね。

特にお年賀は目上の人へのギフトですから、少し落ち着いた雰囲気の和菓子を持参するようにしています。

お年賀のお酒は日本酒が無難

年神様をお迎えするお正月の食卓にはやっぱり日本酒が似合います。

おせち料理を前に家族での乾杯はお屠蘇ですから、日本酒は必須。

実家の両親とおせち料理を頂くときに、お年賀として持参した日本酒を家族で飲むことも多いですね。

またお正月になると日本酒はパッケージが煌びやかになって、とてもお正月らしいデザインの品物が増えます。

ギフトとしての見栄えも申し分ありません。

お年賀に日本酒を持参するときには年末のうちから準備して、ちょっといいお酒を用意しておきたいですね。

お年賀に用意したいプチギフト

親戚が集まるお正月は子どもたちへのお年玉も用意しなければなりません。

ポチ袋にいれた現金を渡すだけのお年玉はちょっと味気ないですよね。

そんなときはプチギフトとして、ちょっとかわいらしい品物を用意しておくと盛り上がります。

お正月というおめでたい席ですから、それなりに華やかなギフトが似合います。

私は姪へのお年玉に小さな瓶に入った金平糖をあげました。

金平糖って普段はあまり手にすることが少ないと思いますが、和のギフトですし見た目もとてもかわいらしいのです。

色も多彩で、小さな瓶に入っている金平糖はビー玉のようなかわいらしさがあります。

姪も喜んでくれてとても盛り上がりました。

お年賀とは別に用意してもいいですし、お友達同士での新年のご挨拶にお手軽なお年賀としてプチギフトは活躍してくれます。

お年賀にお似合いのちょっと高級な和のギフト

私が以前頂いたお年賀で、これは気が利いてるなと感じたものに「錦松梅のふりかけ」があります。

錦松梅」とは佃煮ふりかけの老舗で、ふりかけとは思えないような高級な商品です。

ふりかけなんてわざわざギフトにするような品物なの?と思ってしまいますが、有田焼の容器に入ったふりかけが販売されていたり、何かと高級感が溢れているのです。

お年賀のように和のギフトが似合う贈り物にぴったりな品物でした。

また販売店の少ない錦松梅は、急に準備することが難しいのです。

お正月の随分前から、わざわざ準備してくれていたんだなと思うと、頂いた品物以上に嬉しく感じました。

お正月だからこその、ちょっと高級な和のギフトをしっかり準備しておくこと。これもお年賀を贈るときの大切な心遣いになるのですね。

お年賀に関するその他のマナー

喪中のときはお年賀を贈らない

先方あるいは自分が喪中の場合はお年賀は持参しません。

喪中の場合は年始のご挨拶自体を控えることになると思いますので、お年賀を贈ることは無いのです。

お正月をずらして年始のご挨拶に伺う場合は、「寒中見舞い」と表書きをした品物を持参します。

でも喪中の場合は、ご挨拶に伺わずに静かに過ごすことが無難でしょう。

お年賀のお返し

お年賀にはお返しは不要です。

そもそもお年賀は相手先に直接訪問する際に持参するものです。

わざわざお年始の挨拶に訪れてくれた人ですから、お部屋に上げてお正月料理でおもてなしすることになると思います。

これがもう「お年賀のお返し(返礼)」に当たるのです。

特に実家の両親へ贈るお年賀では返礼はなくて、そのままお食事会になることでしょう。

お年賀に人気のギフトはお酒やお菓子

以前お年賀に贈る品物について調べたことがあります。

お年賀を贈るお正月の前には、クリスマスやお歳暮といったウィンターギフトシーズンがあって、冬のギフトはその時期にピークを迎えます。

そんな事情もあってか、お年賀にフォーカスした品物って多くはありませんでした。

日本酒やビールといった酒類とお菓子、変わったところではカタログギフトというものがありました。

意外だったのは、頂いて困るものに「高価な品物」があったことでした。

お正月に直接伺って手渡しすることが前提のお年賀ですし、最近はお年賀を贈る相手も親や親戚がほとんどです。

新年を一緒に過ごすときに、テーブルの上にあると嬉しいもの。

お年賀にはそんなギフトが似合うのかもしれませんね。

お年賀におすすめのお菓子

お年賀にはお正月の雰囲気が似合う「和」のスイーツがおすすめです。

でも和菓子と簡単に言っても、たくさんの種類がある中でどのようなお菓子を用意すればいいのか見当が付きませんね。

お正月という特別な時期を鑑みると、少し厳かな雰囲気のあるお菓子が良いかもしれません。

普段よりも少しだけ背伸びをして、伝統的な「老舗」のお菓子を贈る。
例えば「宮内庁御用達」の和菓子などはお正月の改まった気分に相応しくて、実家へのお年賀としてもピッタリではないでしょうか?

俵屋吉富(たわらやよしとみ)
宝暦5(1755)年創業の俵屋吉富ではお菓子の「手づくり」にこだわっています。「雲龍」は俵屋吉富を代表する銘菓です。

たぬき煎餅
お店のご主人が自ら一枚一枚焼き上げるお煎餅。お米もお煎餅に塗るお醤油も厳選された素材を使い、特にお醤油は8種類もの素材を使い分けているそうです。一日の生産量が僅か数百枚という希少性の高さも魅力です。

塩瀬総本家 – 饅頭
慶事に紅白饅頭を配る習慣の始まりは、塩瀬総本家の創始者が自身の結婚の際にあちこちに贈った「紅白饅頭」だそうです。塩瀬総本家の創始者がお饅頭を作り始めたのは貞和5(1349)年。由緒あるお饅頭はお年賀の贈り物にも相応しいもの。

文明堂(ぶんめいどう)- カステラ
1900年(明治33年)に長崎で中川安五郎が創業した文明堂(ぶんめいどう)は大正14年には宮内庁御用達となりました。日本を代表するカステラメーカーとして現在に至っています。

鶴屋吉信(つるや よしのぶ)
鶴屋吉信(つるや よしのぶ)は1803年(享和3年)創業の京都の和菓子店です。鶴屋吉信3代目伊兵衛によって創案された「柚餅(ゆうもち)」、4代目稲田儀三郎が創案した銘菓「福ハ内」はいずれも鶴屋吉信を代表する銘菓です。

六時屋(ろくじや)- タルト
江戸時代松山藩主松平定行公がオランダ人を通じて食した南蛮菓子「タルト」。その製法を松山に持ち帰り独自の考案であん入りタルトが出来ました。北海道産の小豆を使用し柚子の風味豊かな自社製餡をカステラ生地で1本1本手作業で巻き上げた六時屋のタルトは伝統ある味わいです。

まとめ:お年賀は直接手渡しするもの

お年賀はお歳暮と違って直接手渡しする新年のおめでたい祝儀です。

実家に帰省して久しぶりに両親に会うようなときも、ちゃんとお年賀を用意することは大切なこと。

新年のご挨拶や贈り物の礼儀など、きちんとした身のこなしを見ると、親はそれだけで安心するものなのです。

最近はコンビニでもクッキーなど簡素な贈答品が売られていて便利ですよね。

でもお年賀はちょっと特別なんだと思います。

年末の大きなイベントの陰に隠れてしまいがちのお年賀。

一年の始まりのご挨拶ですから、しっかりとした準備をして新しい年を迎えましょう。

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