6月に植えた芝生が順調に成長し、8月の終わりに「ほふく茎」が広がり増え始めました。
芝生を植えた動機は庭の土埃対策でした。
我が家は外構まで手が回らず、駐車場はコンクリート舗装されていません。
土の駐車場は夏の乾燥する季節には土埃が舞い、サッシにも土埃が溜まります。
芝生を植えて見た目も綺麗に、ホコリの飛散を抑えることが出来れば一石二鳥になるという安易な考えです。
早速ホームセンターの園芸コーナーに行くと束になった「芝生」が山積みにされています。
しかしそこに置いてある芝生は葉が茶色く、どう見ても枯れているようにしか見えません。
こんなんで大丈夫なんだろうか。。。
とても不安になりましたが、芝生の価格は399円とお手頃なこともあり、お試しで1束だけ購入しました。
芝生1束で約1㎡程度の面積です。
芝の種類は「高麗芝」というポピュラーな品種です。
芝を束ねたまま一週間ほど放置
購入してすぐに植えればいいものを、そのうちやりますという感じで買って来たまま放置してました。
束ねられたままの芝生にジョウロで水をかける毎日。
相変わらず茶色の葉は生きているのか枯れているのかわかりません。
購入後すぐに植えなかったことで、不安な気持ちは益々大きくなります。
芝生を植えるなら梅雨前までがリミット!
芝張りは梅雨入り前までに行うのが鉄則らしいという情報を入手。
気付けば季節は梅雨直前です。
庭の片隅に束ねられたまま放置されている芝を張るなら、今が最後のチャンス!とようやく重い腰を上げ駐車場の芝張りを始めました。
芝張りと言ってもその面積はたった1㎡。
束ねられた芝生の枚数でいうと10枚です。
素人の芝張りですが、たったの1㎡なので作業の負担は大したことありません。
草刈りの方がよほど大変です。
はじめての芝張り
芝張りの手順は、素人らしく超いいかげん。
まず芝を植えるエリアをシャベルでほじります。
芝の根が付きやすいように柔らかく耕しますが、深さなんて1センチほどなので、これも楽勝。本当は地面を平らにするのですが、それも大雑把です。
植える場所は陽当たりと水はけが良く、駐車する車のタイヤが乗らないような庭の隅を選びました。
張り方は「市松張り」を採用ですが、1㎡なんで神経質にならずルーズな雰囲気で張りました。。。
本来ならば新しく芝を張ったら、芝の上に目土(めつち)をかけるのですが、それもしていません。
また、芝が土に馴染むように踏みつけたりもするのですが、それもしていません。
要するにテキトーです。
芝を張るというより、ただ置いただけに等しい。
その結果、我が家の芝生はどうなったのでしょうか。。。
芝が根付かない
芝を張ってから、1か月ほど根付きませんでした。
根付きませんでしたが、茶色い芝から新芽が出て、綺麗な緑色の芝生が生えています。
見た目が良くなると、何とかして芝生を健康な状態で育てたいという欲が出てくるから不思議です。
手でめくるとぺろーんと剥がれてしまう芝生を根付かせるため、今更ながら本来の芝張りの手順を踏むことにしました。
まず目土をかけることにします。
しかし、芝の目土に適した土がありません。
わざわざ買いに行くのも面倒くさい。
この期に及んでまだ手を抜くことばかり考えてます。とほほ。
たまたま朝顔を鉢植えする時に使った培養土が残っていたのでこれを使うことにします。
しかし。。。
培養土って原料に腐葉土や赤玉土などが使われているので、芝生に蒔くとまるでゴミが散らばっているような、見た目的に残念な感じになってしまいます。
予想外の出来事に若干後悔するものの後の祭りなので、芝が根付けばいいじゃんと前向きに考えることにして目の前のハプニングは見なかったことにしました。
培養土をぶっかけた芝が根付くかどうかわかりませんが。。。
更に土にしっかりと食い込むように、芝生を何度も踏みつけます。
するとどうでしょう!
芝にかけられた培養土が粉々に芝の新芽の間に入り込んでしまい、新緑の芝が見るも無残な姿に変わったではありませんか。
やっぱり正しい手順の芝張りとお手入れを怠ってはいけませんね。
すっかり落胆しながらも、芝が根付いて成長すればオッケーなんで、ここまでの失態は全て見なかったことにして経過を観察することにします。
丈夫な高麗芝はスクスクと成長する
初心者にもかかわらず、芝張りのセオリーを全く無視した前衛的な芝張り方法は紆余曲折を経ながらも何とか結果を残します。
芝は無事に根付き、美しい緑色の葉を茂らせたのです。
たったの1㎡ですが、駐車場に緑色の芝生があると何やらセレブな印象になるから不思議。
芝生の葉はモジャモジャと生え、どんどん成長するではありませんか。
いい加減なお手入れでも立派に育ってくれる高麗芝のポテンシャルの高さに感謝です。
本来であれば、伸びた葉は刈らなければなりません。
芝刈りをしないと見た目が悪いですし、芝刈りは芝の成長にも助けになるらしいので重要なお手入れなのです。
我が家の芝は1㎡しかないので、芝刈り機など買う気は全くなく植木鋏で切ればいいや、と安易に考えていました。
ところが、植木鋏では芝は切れません。
ハサミで切ろうとするとスカッと芝生の葉が逃げてしまいます。
これにはガッカリしました。
芝を切るには専用の芝生はさみが必要みたいです。
その様な事情もあり、我が家の芝生は植えられてから約2か月の間、まだ一度も芝刈りされていません。
それでも今のところ何とかなってます。
キンボシ(ゴールデンスター) 日本製 レーキ付き芝生鋏 2106 (刃渡165mm) 芝刈り はさみ
品名 これが日本の芝生鋏
型式 2106
全長 340mm
刃渡 165mm
用途 芝生の仕上げ
生産国 日本