じめじめと鬱陶しい梅雨ですが、梅雨が明けるといよいよ夏本番となります。
明るい夏空が広がり梅雨に比べればポジティブな印象の季節ですが、気温は連日30度を超え猛暑日が続くことも珍しくありません。
体を動かすのに過酷な条件となる本格的な夏を迎える前に絶対に済ましておくべき家事はこの3つです。
ジリジリと肌を焼く夏の炎天下。
屋外の作業も酷ですが、猛暑日となると掃除機がけのようなインドア作業も辛いですね。
盛夏の頃は出来るだけ体を動かさず、静かにじっと過ごすことが体調管理の面からも好ましい季節と言えそうです。
だからこそ、夏が到来する前の梅雨時期に終わらせておくべき家事があるのです。
実は草刈り時期に最適な梅雨
雨の多い梅雨時期は雑草の生育にとっても好条件です。
だから、雑草たちは雨あがりにはびっくりするほど大きく成長してしまいます。
理想を言えば、入梅前に雑草を刈り、更に梅雨明けにもう一度草刈りをしたいのですが現実的にそんなに草刈りばっかりやる気になりません。
私の経験から除草の効果を最大限に活かせるもっとも効果的な草刈り時期は「梅雨明け直前」と言えます。
梅雨明け前は気温的にも屋外作業が楽というのもあるのですが、この時期をお勧めする一番の理由は「雑草が抜けやすい」からなのです。
梅雨時期はダラダラと長く雨が続きますが、その影響で地面に水分が浸透していて土が柔らかくなっています。
土が柔らかければ根の深い雑草もそれほど労せず、小さな力で抜くことが出来ます。
真夏の陽に焼かれ、カラカラに乾ききった土は草刈りには向きません。
土は固いし、雑草はしっかり地面に食いついているし、草取りスコップは歯が立たないし、暑いし、散々です。
草刈りにあると便利なグッズ
- 虫よけスプレー
- 虫よけスプレーは必需品。効果絶大です。
- 蚊取り線香
- 携帯用の蚊遣り具に入れて腰にぶら下げておくと蚊以外のムシもよって来ません。
- 麦わら帽子
- 作業前は日焼け止めを塗るのは当然ですが、麦わら帽子の威力は半端じゃありません。
- 草取りスコップ
- それほど高価な道具ではないですが、あると無いとじゃ作業の効率が大違い。コストパフォーマンスの高いツール。
お風呂掃除
お風呂場は密閉空間です。
真夏の浴室内の気温と湿度は何か作業が出来るような環境ではありません。
とはいえ梅雨時期から夏にかけてはカビが繁殖しやすくなるのでお掃除をサボるわけにもいきませんね。
また、梅雨の時期はちょうど年末の大掃除から半年程たっていますから本格的な清掃をするのに良い頃合です。
カビが本格的に成長する梅雨の季節にお風呂の大掃除をしてカビの発生しづらい環境にしておきましょう。
清掃のポイントは壁、天井、換気扇です。
壁面は意外に汚れていますし面積も想像以上に広いので大仕事になりますが、壁を綺麗にするとビックリするほど浴室が明るくなりますよ。
壁面の清掃が終わったら換気扇です。
どのメーカーの換気扇でも容易にカバーが外れるようになっているはずなので、このカバーを外して洗います。
注意しなければならないのはカバーを外す瞬間です。
カバーの内側に水滴が溜まっていることがあるからです。
この水滴、汚れてますよぉ。。。
下手にカバーを外して黒く汚れた水滴が顔にかかるようなことになったらテンションだだ下がりです。。
慎重に外しましょう。
最後に天井を掃除します。
天井を最後にする理由は水滴が落ちてくるからなのですが、天井を最初に清掃してしまうと壁面など他の場所の清掃中、ずっと水滴が落ちてきて作業の邪魔だからです。
天井の清掃は作業中ずっと上を向いていますので、首にかかる負担は相当なものになります。
翌日の筋肉痛も心配ですが、長時間上を見上げているとめまいを起こすことがあるので適当に休憩しながら作業しましょう。
清掃をして汚れを落とした後に、カビ取り剤をスプレーします。
汚れの上からではカビ取り剤も効果でませんから、スプレーの前に綺麗に清掃しておくことが肝心です。
また、カビは水分を与えると活性化するらしいのですが、この活性化した状態でカビ取り剤を塗布するとより効果的にカビをやっつけられるんだそうです。
だから先に水洗いをして、ある程度時間を置いてからカビ取り剤をスプレーする手順がお勧めです。
お風呂の大掃除にあると便利なグッズ
- 脚立
- 天井や壁面の高いところの清掃に便利です。
- お風呂の洗剤
- 当然必要なのですが、大掃除なので作業の途中でなくならないように多めに用意しましょう。
- 古い歯ブラシ
- 細かい部分の清掃に。
- 歯磨き粉
- ガンコな汚れに効果的。
- カビ取り剤
- 清掃中に足らなくならないように、十分な量を用意しておきましょう。
物置・エアコン室外機のお手入れ
屋外に設置されている物置やエアコンの室外機のお手入れ、気に留めていますか?
見逃してしまいがちですが、屋外に置かれているだけあってそのダメージも相当なものです。
エアコン室外機は軒下など物置に比べて若干立地の良い場所に設置されていることが多いですが、物置は風雨に直接晒される厳しい環境下にあることがほとんどでしょう。
物置のような鉄製品は塗装が痛むとそこから錆が発生し、あっという間に廃れてしまいます。
こうならないために、日頃のお手入れが肝心なのです。
我が家の場合、物置・エアコン室外機ともに車用のワックスを塗っています。
車用のワックスは耐久性もあり、雨水も良く弾くので戸外の金属製品の保護には最適。
一度ワックスを塗ると1年程度は効果が持続するのでおすすめです。
物置は高価ということもありますが、買い替えるとなると既に保管してあるモノを一時的に引っ越す必要があり大事になってしまいます。
年に一度のワックスがけで長く大切に使いたいですね。
物置へのワックスがけは車のワックスがけとほぼ同じ手順です。
まず軽く水洗いをして汚れを落としてからワックスをかけます。
エアコンの室外機は水洗いしてもいいですが、それほど大きくないので雑巾で水拭きするだけでも十分です。
ワックスは使い残しとか安価なもので大丈夫です。
ワックスのふき取りは手を抜かずにちゃんとやりましょう。
ワックスの粉は白く残ってしまうと染みのようになってしまい、なかなか取れないからです。
物置・エアコン室外機のお手入れにあると便利なグッズ
- 車用ワックス
- 使い残しのようなもので十分。
- 雑巾
- 使用後はすごく汚れるので、使い捨てに出来るような、そんなものでいいです。ワックス拭き取り用の雑巾も必要ですが、拭き取り用雑巾は綺麗なものが良いです。
- 脚立
- 物置の屋根など高いところもしっかりワックスが塗れるように。
雨の多い梅雨時期は気分も乗らないことが多いですが、体を動かし始めると何となく出来ちゃうものです。
また、この時期を逃すとズルズルと年末の大掃除まで手を付けないことにもなりかねません。
気分良く夏を迎える準備を整えてしまいましょう。