初めて育てた朝顔の葉にヨトウムシのフン!ガーデニング初心者の害虫対策

夏が近づくにつれ「朝顔」の種を蒔き、育てることを楽しみにしている方も多いと思います。

朝顔は栽培が簡単で花も綺麗、しかも「緑のカーテン」にもなるガーデニングの定番品種です。

小学校低学年の教材として使用されるほど難易度の低い、ガーデニングビギナーにぴったりの種類ですが、あまり安易に取り掛かると思わぬ落とし穴にハマります。

タネを蒔き順調に発芽したにもかかわらず、その後の成長が芳しくなく、思ったように花が付かないことも珍しくありません。

丈夫なはずの朝顔を上手に育てられないのはなぜなのか?

朝顔を元気に育てるにはどんな点に注意が必要なのか?

朝顔栽培を始めて、3年目にしてやっと綺麗な花を咲かせることに成功した経験をお話しします。

朝顔の小さな芽が害虫の食害に遭うと育たない

小さな庭に何か花を植えてみたいと思い立ち、選んだ品種は「朝顔」でした。理由は簡単そうだからです。

小学校低学年の理科の授業で栽培を学ぶほどですから、すぐに出来るだろうというお気楽な取り組みでした。

さっそく近所のホームセンターで朝顔の種を購入し、庭の土を掘り返し、適当に埋めました。

それから暫く、種を埋めたことも忘れていた頃に地面から「小さな芽」が顔を出し始めます。

この間、特に世話らしいことなど何もしていません。

タネを蒔いたっきりほったらかし。

ほったらかし状態は発芽してからも続くのですが、朝顔は順調に成長し双葉から本葉が出てこようかというほど大きくなりました。

この調子なら夏には見事な花を楽しませてくれるだろうと呑気に構えていたのですが、朝顔の葉が何かに食べられたような跡があることに気付きます。

発見当初は小さな食害痕だったので「まぁそのうち朝顔が大きくなったら気にならなくなるだろう」程度の認識で全く気にしませんでした。

しかしこの小さな食害を見逃したことで、朝顔栽培に挑戦した最初の年はついに自宅の庭に朝顔の花が咲くことはありませんでした。

朝顔の柔らかい葉を食荒らした犯人はヨトウムシ

朝顔の葉の食害はその後、収束するどころか益々大きくなり、遂には葉脈しか残らないという無残な姿になってしまいました。

発芽から本葉になりかけのまだ幼若期に葉脈しか残らないような食害を受けてしまった朝顔が大きく育つことはありません。

朝顔の葉を食荒らした犯人は誰なのか?

それは「ヨトウムシ」という蛾の幼虫です。

ヨトウムシは驚くほど旺盛な食欲で、柔らかい葉を跡形もなく食い尽くしてしまいます。

本当にびっくりするほどの勢いで朝顔の葉は食べられてしまいました。

ヨトウムシの痕跡を発見したら、すぐに対処しなければなりません。

放置するとヨトウムシがどんどん大きくなり、益々食害が広がるからです。

ヨトウムシ

ゼラニウムの葉を食害するヨトウムシ

葉の上に黒い粒を見つけたらヨトウムシのフンかもしれない

ヨトウムシは始め小さな芋虫でしかも植物と同色でどこにいるのか全く分かりません。

それは指で指し示されても見つけるのが困難なほどです。

だから、ヨトウムシを見つけるより、食害痕に気を付けることが肝心です。

葉に小さな穴が見つかったら要注意。

そこにはヨトウムシが潜んでいるとみるべきです。

またヨトウムシは「フン」を残します。

緑色の葉に小さな黒い粒を見つけたら、それはヨトウムシのフンの可能性があります。

ヨトウムシのフン

ゼラニウムの葉に残ったヨトウムシのフン

フンの近辺にはヨトウムシが見つかることが多いので、注意深く探してみましょう。

見つけたら即、捕殺です。

始めはちょっと勇気が必要ですが、炭バサミのようなものでつまんで処理しましょう。

ヨトウムシの効果的な駆除・防除法

ヨトウムシの駆除は捕殺が最も手っ取り早いですがまずはヨトウムシが発生しない環境を整えましょう。

ヨトウムシの防除には「オルトラン粒剤」という薬剤が効果がありました。

オルトラン粒剤の使い方は簡単。土の上に蒔くだけです。

ヨトウムシに関する参考リンク

ヨトウムシに関して役に立つリンクです。

朝顔は地植えと鉢植えどちらがいいのか?

朝顔に限らずですが、地植えは難易度が高いです。

なぜなら、土の状態を管理するのが難しいからです。

朝顔の種を蒔く前に、土を健康な状態にしなければなりません。

鉢植えの場合は、新たに購入した培養土などを鉢に入れれば理想的な環境でタネを育てられます。

ただ、鉢植え場合、水分のコントロールが難しくなります。

小さな鉢ほど水分が蒸発しやすいので、マメに水やりをしないと気付いたら土がカラカラなんてことになってしまいます。

土が乾燥すると朝顔はあっという間にしぼんでしまいます。

また、鉢の大きさによって朝顔の苗の数が限られるので、例えば小さな鉢にたくさんの朝顔を植えてしまうと発育不良になってしまいます。

鉢の大きさに応じて土の量が増えますが、土の量が少ないと朝顔は大きくなりません。

培養土を鉢に入れる際には多めに入れることがコツです。

培養土は始め柔らかく、フワフワした状態なので、鉢に入れて暫くすると圧縮され減ったようになります。

新しい培養土は見た目ほど多くないので、鉢の上限ギリギリまで入れると良いでしょう。

朝顔の肥料はどうすればいい?

朝顔の肥料は本葉が増え、ツルが伸び始めるころにあげると良いです。

鉢植えで新しい培養土を使っている場合、培養土には元々ある程度の肥料が混ぜ込んであるので、発芽から暫くは肥料は不要です。

しかし、ツルの伸びる頃の朝顔はたくさんの栄養が必要なので追肥(ついひ)をしましょう。

肥料の種類は特に神経質になる必要はなく、粒状の肥料が使いやすく効果も高いと思います。

朝顔栽培の最大の難関を突破すれば花を楽しむだけ

朝顔栽培もツルがどんどん伸びるようになればほぼ成功と言えるでしょう。

後は毎日の水やりに気を付けながら、仕立てを楽しめるようになります。

初めから幾つかの鉢に朝顔を育てておけば、朝顔市で売っているような見栄えの良い仕立てにも挑戦できるし、ベランダや玄関先に朝顔の鉢が並んでいる光景は風情がありますね。

朝顔を育て始めて3年目になりますが、やっと綺麗な花を楽しめるようになりました。

種まきから発芽、そしてツルが伸び始めるまでの期間を丁寧に育てれば、夏の朝を綺麗な朝顔の花が彩ってくれるでしょう。

朝顔を食害したヨトウムシ駆除に使った殺虫剤

オルトラン粒剤

オルトラン粒剤は土に撒くだけでヨトウムシを駆除できる簡単な殺虫剤です。

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